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毎月、高槻市で素読の会を開いています。「素読とは」「素読について」「家庭での素読に仕方」など「素読」に関心をお持ちの方必見の記事も多数アップしています。
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 ひと吹きの 風も身になる 我が家かな 一茶
 今日は高槻でも真夏日となったようです。昨日は豊中が真夏日でした。それでもエアコンをつける気にはならず、網戸のある戸と窓を開け広げました。時折涼しい風を感じます。しかし、コンクリートの建物の中では一茶の俳句の風情とは遠いように感じます。
 子供のころ保険の集金に来たおばさんが私の家に入って「ああ、この家は本当に涼しい。生き返るわ。」と言っていたのを忘れられないのですが、本当はあの涼しさが一茶の句の涼しさだったのではないかと思います。エアコンはもちろんありませんでした。扇風機もない入り口での話です。便利さと引き換えに失ったものの大きさを感じます。24.6.7(裕)

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 今日は関西では、晴れ間がでて各地で金星の日面通過が観測されました。前回の日面通過は8年前でその前は1874年(明治7年)に金星の日面経過が起こっています。その時も日本においては全経過観測可能であったそうです。そのまた前回は1761年、1769年にさかのぼり、当時西洋でも観測技術も十分でなかったことから、太陽赤道地平視差未だ十分な精度が得られないままの状態が続いていたということです。このため各国の天文学者は、1874年(明治7年)の金星の日面経過によって、満足のいく太陽赤道地平視差を求めるべく各地で観測の準備を始めたのですが、その基地の一つとして、明治維新後間もない日本が選ばれ、フランス隊、米国隊、メキシコ隊が相次いで来日したということです。
 当時の日本においては、科学的な天文観測を行うような機関は事実上存在しないに等しい状態でした。辛うじて、海軍部内に航海に必要な測量や天文観測を行う部署として設けられた水路寮(海上保安庁海洋情報部の前身)があるのみでした。
 日本政府は、欧米の進んだ科学技術を実地に吸収できるまたとない機会としてこの金星日面通過観測を捉え、水路寮に対して、各国の観測隊に随従して観測の便宜を図りながら、観測技術を学ぶことを命じました。
 日面観測は、長崎、神戸、横浜、東京で行われ、現象前後の測量や機器設置など8ヶ月にも及んでおり、この間にやり取りされた公文書は「金星試験顛末」として保存され、今も海上保安庁海洋情報部において保管されています。
 この公文書の綴りには、太政大臣 三条実美、海軍卿  勝 安芳 (勝海舟)、文部卿  木戸孝允など、明治維新前後に活躍した歴史上の人物の名前が登場するそうです。
 このときの観測で、実際には金星の日面通過の観測では正確な値を求めることができないことが分かったそうです。 しかし、政府をあげて注目した金星日面通過の観測は、日本の測量技術と天文学のみならず、飛躍的な科学の発展をもたらし日本の近代化のスピードを速めたということを今回始めて知りました。24.6.6(裕)

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 一日一時を記せば一年の中三百六十字を得。一夜一時を怠らば百歳の間三万六千時を失う。 吉田松蔭
 まほろば教育事業団の全国研修会でお会いした寺井一郎先生の影響で、一日に一文ずつ松蔭先生の言葉を読むことに決めました。上の文章から自分の失った時間の大きさを思い知らされます。松蔭先生の三十年は、私が百歳まで生きてもなお足りるということはあり得ません。しかし、今後は一夜一時を怠ることの無いよう心がけていこうと思います。24.6.5(裕)

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6月の素読の集いについて次の通り、ご案内します。
・西大冠コミュニティセンター
 日時:6月17日(日)午前10時~11時

・寿栄コミュニティセンター
 日時: 6月17日(日)午後2時~3時

 初めてのお子様には大判俳句カルタのプレゼントを用意しております。

入会や見学、詳しい会場など、お問い合わせは
必ず、携帯:            090-5060-6788      
または、Eメール:hant_yoshida@yahoo.co.jp
吉田まで
お願いします。
 

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 2日、3日とまほろば教育事業団の教育フォーラム・全国研修会に参加してきました。
 中西輝政会長の御講演では、古事記を初めとする日本の神話、歴史、伝統文化を若い世代に伝えていくというまほろば教育事業団の使命の重大さを再認識させられました。
 尊敬する先輩で、論語にいう『志士仁人』の生き方を貫いておられる野田さんが校長をされている勇志国際高校の外薗先生、賀茂真淵先生の伝記をマンガで子供たちにもわかりやすい形で製作された浜松の江川さん、児童福祉施設で『素読朗誦』を実践された『人を點醒テンセイす』の著者寺井一郎先生等々一度お会いしたいと思っていた方々との貴重な出会いもあり本当に有意義な2日間でした。
 とりわけ各地で実践されている仲間の活動の様子を聞くことは、試行錯誤を繰り返している私には参考になることばかりで刺激を受けました。24.5.4(裕)

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