毎月、高槻市で素読の会を開いています。「素読とは」「素読について」「家庭での素読に仕方」など「素読」に関心をお持ちの方必見の記事も多数アップしています。
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人黒し 朧月夜オボロヅキヨの 花明り 正岡子規
今日は、大阪は今年初めての『夏日』となりました。30℃を超え『真夏日』となった地方もあったとのことで、気になって旧暦カレンダーを調べてみました。今日は、旧暦の閏3月4日でした。2度目の3月です。閏月でなかったら、4月だったわけで、暦の上では初夏ということで今日の陽気もふさわしいということだったのでしょうが、閏3月というので複雑な気分です。
今日は、また、西日本各地で黄砂が観測されました。黄砂アレルギーの人には大変な季節ですね。『黄砂』についている公害物質のほうが福島の放射能より怖い』と警鐘をならす学者もいるそうです。
『朧月』もまた黄砂を核とした水蒸気に包まれて霞んで見えるこの時期の月のことですが、子規の時代には『黄砂』に公害物質は含まれていなかったでしょうから風流で済んでいたのですね。テレビでは黄砂アレルギーの人が「目玉を取り出して洗いたいぐらい。」と語っているました。これから満ちていく月を楽しみたいのですが、黄砂の公害物質のことを考えるとこれにもまた複雑な気分です。(裕)
今日は、大阪は今年初めての『夏日』となりました。30℃を超え『真夏日』となった地方もあったとのことで、気になって旧暦カレンダーを調べてみました。今日は、旧暦の閏3月4日でした。2度目の3月です。閏月でなかったら、4月だったわけで、暦の上では初夏ということで今日の陽気もふさわしいということだったのでしょうが、閏3月というので複雑な気分です。
今日は、また、西日本各地で黄砂が観測されました。黄砂アレルギーの人には大変な季節ですね。『黄砂』についている公害物質のほうが福島の放射能より怖い』と警鐘をならす学者もいるそうです。
『朧月』もまた黄砂を核とした水蒸気に包まれて霞んで見えるこの時期の月のことですが、子規の時代には『黄砂』に公害物質は含まれていなかったでしょうから風流で済んでいたのですね。テレビでは黄砂アレルギーの人が「目玉を取り出して洗いたいぐらい。」と語っているました。これから満ちていく月を楽しみたいのですが、黄砂の公害物質のことを考えるとこれにもまた複雑な気分です。(裕)
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今日(4月21日)の産経新聞朝刊の教育欄『消えた偉人・物語』で『松坂の一夜』と題して、賀茂真淵のことが取り上げられていました。記事で、浜松市立県居小学校では、20年以上も真淵の和歌が朗誦され、和歌づくりも行われていることが紹介されていました。県居小学校はまた「長縄8の字跳び」の大会で2年連続優勝をしていること、競技前に円陣を組み、真淵の和歌を朗誦して精神統一をはかったことも書かれていました。『県居』とは真淵の別号で真淵の生家が校区にあったことによる校名で、先生・児童達が一緒になって「真淵祭」開催し、真淵の御霊を祭っているということです。戦前に真淵の伝記教材が編纂され、戦後改訂されて今も道徳の時間に教えられているという事実には鳥肌が立つ思いです。
記事には、「浜松市の一般市民によって、マンガ冊子『賀茂真淵先生』が編纂された」ことも紹介されていましたが、その一般市民というのが、まほろば教育事業団の仲間である江川さんご夫妻です。その冊子が、私の妻経由で手に入りましたので、読ませていただきました。絵は江川さんの奥さんが描かれたのですが玄人はだしです。
近江聖人といわれた中江藤樹が「日本は広い、名も知られない偉い人物がたくさんいる。有名になった人物などたかが知れている。自分も大したものではない。」と人に語ったことがあるそうですが、日本中で浜松の『賀茂真淵先生』のような郷土の偉人の冊子を作り、伝えていくなら、教育環境も劇的に変化していくこと間違いなしと思われます。(裕)
記事には、「浜松市の一般市民によって、マンガ冊子『賀茂真淵先生』が編纂された」ことも紹介されていましたが、その一般市民というのが、まほろば教育事業団の仲間である江川さんご夫妻です。その冊子が、私の妻経由で手に入りましたので、読ませていただきました。絵は江川さんの奥さんが描かれたのですが玄人はだしです。
近江聖人といわれた中江藤樹が「日本は広い、名も知られない偉い人物がたくさんいる。有名になった人物などたかが知れている。自分も大したものではない。」と人に語ったことがあるそうですが、日本中で浜松の『賀茂真淵先生』のような郷土の偉人の冊子を作り、伝えていくなら、教育環境も劇的に変化していくこと間違いなしと思われます。(裕)
4月から まだ1日も 休んでない N君
写真は芥川が淀川に合流する付近の堤防の様子です。堤防にはイヌガラシの花が続いています。一昔前に勤務していた小学校の校区の端に教材屋さんがあり、画用紙を買うために久しぶりに近くを通りかかりました。この時期はこの地区はレンゲ畑と堤防のイヌガラシが真っ盛りです。
このイヌガラシで思い出すのがN君のことです。N君は2年生のころ不登校となり、4年生からも不登校が続いた子です。私は3年生で受け持ちましたが、3年生の時は遅刻はずいぶんありましたが、1日も休まなかったのです。風邪などの病欠やインフルエンザなどの出席停止もありませんでした。5月に子供たちに俳句を作らせたのですが、N君の俳句が上記の句です。
3年生の理科ではモンシロチョウなどの学習があるのですが、運動場からつながっている堤防のイヌガラシを一人一本ずつ持って帰り、くっついている青虫をとって育てました。もう青虫は残っていないだろうとみんなのイヌガラシを捨てようとするとN君は、「もう一度見てみる」と一所懸命に探してついに一匹救い出しました。飼育係になって、見事に羽化するまで育ててくれました。今も、この時期になるとそのことを思い出します。(裕)
昨日、久しぶりに城西橋から芥川大橋の間500mぐらいの堤防の上の道を通りました。堤防の下に芥川に沿って新川という用水路が流れていますが側道に桜並木が続いています。例年より、散るのが遅くまだ散り始めたばかりの様子です。新川沿いに芝桜や雪柳、チューリップが植えられており、芥川堤防には芥子菜が自生しています。いろんな花が競うように咲き乱れ、本当に美しい景色です。
先週の土、日は花見でにぎわっていましが、平日でもあり人通りもまばらでした。ヒメボタルの生息地が残っていて、ロープで囲われていました。餌の陸生の貝が踏み荒らされないようにしているようです。一昔前はなかったのですが、花見が盛んになったのでこのような保護も必要になったのでしょう。
今年はヒメボタルにも会いたいと思います。(裕)
日本は 這入り口から 桜かな 一茶
誰が日本に這入ってくるのでしょうか?
一茶には
今日からは 日本の雁ぞ 楽に寝よ 一茶
という句もあります。こちらは日本海を渡ってやってきた雁にゆっくりと翼を休めなさい,という優しい心で『楽に寝てもいいよ。』と呼びかけていることがはっきりとわかります。
桜の季節にやって来るのはツバメではないかと思うのです。今日、埼玉や福島にツバメが飛んでいることがテレビで話題になっていました。近年、桜の開花も大阪より関東のほうが早くなっていますが、ツバメの場合房総半島で越冬するものがいるのでよけいに早いのかも知れません。
一茶にはいろんな動物に対して我が子に対するような愛情の籠った俳句がたくさんあります。日本人の内に持つ優しい心を素直に表現しているように思われます。(裕)
誰が日本に這入ってくるのでしょうか?
一茶には
今日からは 日本の雁ぞ 楽に寝よ 一茶
という句もあります。こちらは日本海を渡ってやってきた雁にゆっくりと翼を休めなさい,という優しい心で『楽に寝てもいいよ。』と呼びかけていることがはっきりとわかります。
桜の季節にやって来るのはツバメではないかと思うのです。今日、埼玉や福島にツバメが飛んでいることがテレビで話題になっていました。近年、桜の開花も大阪より関東のほうが早くなっていますが、ツバメの場合房総半島で越冬するものがいるのでよけいに早いのかも知れません。
一茶にはいろんな動物に対して我が子に対するような愛情の籠った俳句がたくさんあります。日本人の内に持つ優しい心を素直に表現しているように思われます。(裕)
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