忍者ブログ
毎月、高槻市で素読の会を開いています。「素読とは」「素読について」「家庭での素読に仕方」など「素読」に関心をお持ちの方必見の記事も多数アップしています。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 春分の日までしばらく暖かく穏やかな天候が続きましたが、春分の日から風が強く気温も下がりました。薄着になったところだったので、久しぶりに暖房をつけて過ごしました。 
 東日本では強い冬型気圧配置となり、特に北海道では台風並みの風が吹き、猛烈な吹雪の様子がニュースで紹介されていました。
 それで思い出すのはおととしの6月末から7月上旬にかけて岩手県に行った時のことです。ちょうど台風が迫っていました。私は心配になって「ここに台風がきたら大変ですね。」と大槌稲荷神社の宮司さんに尋ねました。宮司さんは「いや、台風は1日我慢すれば通り過ぎてしまうけれど、冬の吹雪は何日も続き、冬の間何度も繰り返してくる。冬の吹雪は本当に恐ろしいです。」と台風のことは気にもかけていない様子でした。
 春分の日にこのような吹雪があるのだからこの冬の間、被災地の方は本当に大変であったろうと思いやられます。一日も早い復興を願わずにはいられません。 25.3.22(裕)

拍手[25回]

PR
 今年は三校の大阪府立高校の卒業式に出席しました。
 三校目は『槻の木高校』の卒業式でした。この高校は一目見てわかる他校(高槻・島本しか知りませんが)と違う特色がありました。服装です。
 他校では超ミニスカートの子が三分の一ぐらいいて茶髪の子が多く、女の子はほとんど化粧をしています。男の子はズボンをずり下ろす子がいたりだらしない感じの子がたくさんいます。
 槻の木高校の生徒はみんな黒髪で茶色っぽい髪の子も数人いましたが自然な感じでおそらく染めたものではないと思われました。制服の着こなしが皆きちんとしており、ミニスカートにしている子は一人もなく、化粧もしていません。何かすがすがしい雰囲気さえ感じられます。
 この高校では式の最後に『仰げば尊し』を歌うのが伝統(まだ創立10年目で卒業式は第八回目なのですが)となっているようです。校長先生の式辞も卒業生の答辞も大変長かったのですが中身が素晴らしく、内容の端々から、この高校の取り組みの素晴らしさが伝わって来るものでした。
 ただこの高校でさえ、『国歌斉唱』はテープ伴奏で『君が代』を歌う子がほとんどいなかったのが残念です。この子たちは小学校からずっと式で『君が代』を歌ってこなかった世代です。小学校、中学校で『君が代』の意味も含めてきちんと教え、形だけでなく心から歌えるようになってもらいたいと思いました。   25.3.7(裕)

拍手[34回]

 雀の子そこのけそこのけお馬が通る 一茶
この前、紅梅を見た親子の会話ことを記事にしましたが、同じように素読の集いのチラシを配りに行く途中の出来事をお伝えします。
 信号待ちをしている時、親子3人乗りの自転車が後ろから追いついて私の自転車の横に並びました。後ろの女の子がお母さんに「かわいいね。」と話しかけました。最初、私はおかあさんの前にいる『弟のことを言っているのな』かと思いましたが、お母さんの背中でさえぎられて弟は見えるはずがありません。するとお母さんが、「ほんとにかわいい雀さんがたくさんいるね。」と答えます。道端を見ると雀が何かえさでも探しているようで群れになっていました。
 今回も親子の会話に心が温まりました。しかし、一方で私は信号に気を取られて雀に気が付いていなかったことが残念な気がしました。毎日ブログを書いていたころなら必ず気が付いていたでしょう。俳人の感性が豊かなのは毎日俳句を作り、推敲を重ねるからに違いありません。毎日は無理でも週に2,3回はブログ記事をアップしていこうと思います。周りの自然や物事に愛情を注いで見つめていこうと思わせられました。  平成25.3.5(裕)

拍手[38回]

   紅梅やうつとしがれば二本迄  一茶

 芥川大橋の東詰に大きな紅梅の木が2本あります。
 白梅より遅く咲くので今が満開です。
 この間、素読の集いのチラシをまく為にそこを通りかかった時、
子供連れの自転車が前を走っていました。前に男の赤ちゃん、後ろ
には3,4歳の女の子を乗せています。お母さんが後ろの女の子に
話しかけています。

 お母さん 「梅の花が咲いてるね」

 女の子  「あれも梅の花?」

 お母さん 「白いのもあるけど、紅い梅の花もあるねん。」

 女の子  「紅いのもかわいいね。」

 女の子は紅梅は初めてのようでした。この親子のやり取りを聞
いてほのぼのとした気持ちになりました。しかし、坂道なので親
子の自転車はゆっくり走っています。追い抜いて先を急ぎました。
平成25.2.27(裕)





拍手[34回]

 今日は5年ぶりに日帰りで舞鶴に行ってきました。まほろば小学生合宿で行ったときには訪れなかった『舞鶴引揚記念館』にも初めて見学してきました。
 舞鶴というとシベリア抑留からの帰還をイメージしますが、満州からの引き上げのコーナーもありました。そこでボランティアで語り部をしている方は案内の最後に小学校の2年生の時の引き揚げの体験を話して下さいました。引き上げの船の中で友達が亡くなり、みんなで水葬で見送った日泣き続ける語り部さんにお母さんから「あの子はお魚になったのよ。」と慰められたそうです。そのことを紙芝居にした『魚になった少女』というお話を小学校を回って語っているとのことでした。
 私は「高崎達之助を御存知ですか?」と訊ねましたが「満州に残られた高崎さんや先に日本に帰国した型、3人の働きがなかったら170万もの人がわずかの期間に帰国できませんでした。」と話して下さいました。当時小学校の2年生の語り部さんが60年以上もたった今も高崎達之助を恩人として感謝して下さっていることを有難く感じました。高槻に生まれ育ったものとして誇りに思いました。24.9.29(裕)

拍手[31回]

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[02/10 http://qrant.com/iowa-ia-cheap-car-insurance/pella.html]
[02/04 asma]
[01/30 life insurance american council]
[01/29 the cheapest life insurance]
[01/29 occidental life insurance co]
最新TB
プロフィール
HN:
大阪まほろばの会
性別:
男性
自己紹介:
大阪まほろばの会は、教員や元教員と、子育て中のお父さん・お母さんが運営しています。
✉Mailはこちら
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者ブログ [PR]