忍者ブログ
毎月、高槻市で素読の会を開いています。「素読とは」「素読について」「家庭での素読に仕方」など「素読」に関心をお持ちの方必見の記事も多数アップしています。
[20]  [21]  [22]  [23]  [24]  [25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



 午前の西大冠会場に引き続いて、午後は寿栄会場で素読の集いを行いました。昼前から降り出した雨が止み天気予報が外れたことに感謝しています。九州、中国・四国地方では警報まで出ていましたが、行き帰りの時間も含め、『素読の集い』の時間だけ雨が止んだのは不思議な感じさえしています。こちらは子供4人、大人7人の11人の方が来てくださいました。
 西大冠でも共通しているのですが幼児もいるので1時間を楽しく過ごせるように工夫していきたいと思います。
 立腰、まほろばの心、俳句、その月の言葉など内容を定型化して、絵本の読み聞かせや紙芝居なども組み込んでいきたいと思っています。(裕)

拍手[25回]

PR


 今日(4月22日)は午前中は西大冠コミュニティセンターで素読の集いを行いました。ブログを見て大阪市内から来てくださった方、高槻市内ではありますが会場から離れた友達を車で誘ってくださった方があり、お二人が初参加でした。子供4人、大人14人の18人の参加でした。
 昨日の予報では、一日中大雨・強風となっていたので心配していましたが、帰りに少し雨が降って来た程度で、新しく来た人もあり、却って人数は増えました。小学生からお年寄りまで年代は様々です。その年代の方にも良かったと思ってもらえるような工夫が大切だと痛感ています。(裕)


拍手[21回]

 今日(4月21日)の産経新聞朝刊の教育欄『消えた偉人・物語』で『松坂の一夜』と題して、賀茂真淵のことが取り上げられていました。記事で、浜松市立県居小学校では、20年以上も真淵の和歌が朗誦され、和歌づくりも行われていることが紹介されていました。県居小学校はまた「長縄8の字跳び」の大会で2年連続優勝をしていること、競技前に円陣を組み、真淵の和歌を朗誦して精神統一をはかったことも書かれていました。『県居』とは真淵の別号で真淵の生家が校区にあったことによる校名で、先生・児童達が一緒になって「真淵祭」開催し、真淵の御霊を祭っているということです。戦前に真淵の伝記教材が編纂され、戦後改訂されて今も道徳の時間に教えられているという事実には鳥肌が立つ思いです。
 記事には、「浜松市の一般市民によって、マンガ冊子『賀茂真淵先生』が編纂された」ことも紹介されていましたが、その一般市民というのが、まほろば教育事業団の仲間である江川さんご夫妻です。その冊子が、私の妻経由で手に入りましたので、読ませていただきました。絵は江川さんの奥さんが描かれたのですが玄人はだしです。
 近江聖人といわれた中江藤樹が「日本は広い、名も知られない偉い人物がたくさんいる。有名になった人物などたかが知れている。自分も大したものではない。」と人に語ったことがあるそうですが、日本中で浜松の『賀茂真淵先生』のような郷土の偉人の冊子を作り、伝えていくなら、教育環境も劇的に変化していくこと間違いなしと思われます。(裕)

拍手[31回]

        
 4月から まだ1日も 休んでない  N君
 写真は芥川が淀川に合流する付近の堤防の様子です。堤防にはイヌガラシの花が続いています。一昔前に勤務していた小学校の校区の端に教材屋さんがあり、画用紙を買うために久しぶりに近くを通りかかりました。この時期はこの地区はレンゲ畑と堤防のイヌガラシが真っ盛りです。
 このイヌガラシで思い出すのがN君のことです。N君は2年生のころ不登校となり、4年生からも不登校が続いた子です。私は3年生で受け持ちましたが、3年生の時は遅刻はずいぶんありましたが、1日も休まなかったのです。風邪などの病欠やインフルエンザなどの出席停止もありませんでした。5月に子供たちに俳句を作らせたのですが、N君の俳句が上記の句です。
 3年生の理科ではモンシロチョウなどの学習があるのですが、運動場からつながっている堤防のイヌガラシを一人一本ずつ持って帰り、くっついている青虫をとって育てました。もう青虫は残っていないだろうとみんなのイヌガラシを捨てようとするとN君は、「もう一度見てみる」と一所懸命に探してついに一匹救い出しました。飼育係になって、見事に羽化するまで育ててくれました。今も、この時期になるとそのことを思い出します。(裕


拍手[30回]

    素読プリントより
        春夜  蘇軾
ソブ
    春宵一刻シュンショウイッコク 値千金
    花に清香セイコウ有り 月に陰有り
    歌管楼台カカンロウダイ 声細細コエセキセキ
    鞦韆院落シュウセンインラク 夜沈沈ヨルチンチン

春の夜の趣には千金の値打ちがある。
花は清らかな香りを放ち、月はおぼろに霞んでいる。
夜になるとそれまで高殿で歌や音楽に興じていた人々の声も静まっていき、
中庭のブランコに戯れる人もなく垂れて、夜はしんしんとふけていく。

 今日は旧暦3月28日ですので、朝がたしか月を見ることができません。しかし、ここ数日の陽気から、蘇武の『春夜』を思うのは私一人ではないと思います。しばらくは春の宵を楽しみたいと思います。(裕)

拍手[37回]

<< 前のページ 次のページ >>
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
フリーエリア
最新CM
[02/10 http://qrant.com/iowa-ia-cheap-car-insurance/pella.html]
[02/04 asma]
[01/30 life insurance american council]
[01/29 the cheapest life insurance]
[01/29 occidental life insurance co]
最新TB
プロフィール
HN:
大阪まほろばの会
性別:
男性
自己紹介:
大阪まほろばの会は、教員や元教員と、子育て中のお父さん・お母さんが運営しています。
✉Mailはこちら
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者ブログ [PR]