毎月、高槻市で素読の会を開いています。「素読とは」「素読について」「家庭での素読に仕方」など「素読」に関心をお持ちの方必見の記事も多数アップしています。
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今日(4月21日)の産経新聞朝刊の教育欄『消えた偉人・物語』で『松坂の一夜』と題して、賀茂真淵のことが取り上げられていました。記事で、浜松市立県居小学校では、20年以上も真淵の和歌が朗誦され、和歌づくりも行われていることが紹介されていました。県居小学校はまた「長縄8の字跳び」の大会で2年連続優勝をしていること、競技前に円陣を組み、真淵の和歌を朗誦して精神統一をはかったことも書かれていました。『県居』とは真淵の別号で真淵の生家が校区にあったことによる校名で、先生・児童達が一緒になって「真淵祭」開催し、真淵の御霊を祭っているということです。戦前に真淵の伝記教材が編纂され、戦後改訂されて今も道徳の時間に教えられているという事実には鳥肌が立つ思いです。
記事には、「浜松市の一般市民によって、マンガ冊子『賀茂真淵先生』が編纂された」ことも紹介されていましたが、その一般市民というのが、まほろば教育事業団の仲間である江川さんご夫妻です。その冊子が、私の妻経由で手に入りましたので、読ませていただきました。絵は江川さんの奥さんが描かれたのですが玄人はだしです。
近江聖人といわれた中江藤樹が「日本は広い、名も知られない偉い人物がたくさんいる。有名になった人物などたかが知れている。自分も大したものではない。」と人に語ったことがあるそうですが、日本中で浜松の『賀茂真淵先生』のような郷土の偉人の冊子を作り、伝えていくなら、教育環境も劇的に変化していくこと間違いなしと思われます。(裕)
記事には、「浜松市の一般市民によって、マンガ冊子『賀茂真淵先生』が編纂された」ことも紹介されていましたが、その一般市民というのが、まほろば教育事業団の仲間である江川さんご夫妻です。その冊子が、私の妻経由で手に入りましたので、読ませていただきました。絵は江川さんの奥さんが描かれたのですが玄人はだしです。
近江聖人といわれた中江藤樹が「日本は広い、名も知られない偉い人物がたくさんいる。有名になった人物などたかが知れている。自分も大したものではない。」と人に語ったことがあるそうですが、日本中で浜松の『賀茂真淵先生』のような郷土の偉人の冊子を作り、伝えていくなら、教育環境も劇的に変化していくこと間違いなしと思われます。(裕)
4月から まだ1日も 休んでない N君
写真は芥川が淀川に合流する付近の堤防の様子です。堤防にはイヌガラシの花が続いています。一昔前に勤務していた小学校の校区の端に教材屋さんがあり、画用紙を買うために久しぶりに近くを通りかかりました。この時期はこの地区はレンゲ畑と堤防のイヌガラシが真っ盛りです。
このイヌガラシで思い出すのがN君のことです。N君は2年生のころ不登校となり、4年生からも不登校が続いた子です。私は3年生で受け持ちましたが、3年生の時は遅刻はずいぶんありましたが、1日も休まなかったのです。風邪などの病欠やインフルエンザなどの出席停止もありませんでした。5月に子供たちに俳句を作らせたのですが、N君の俳句が上記の句です。
3年生の理科ではモンシロチョウなどの学習があるのですが、運動場からつながっている堤防のイヌガラシを一人一本ずつ持って帰り、くっついている青虫をとって育てました。もう青虫は残っていないだろうとみんなのイヌガラシを捨てようとするとN君は、「もう一度見てみる」と一所懸命に探してついに一匹救い出しました。飼育係になって、見事に羽化するまで育ててくれました。今も、この時期になるとそのことを思い出します。(裕)
素読プリントより
春夜 蘇軾ソブ
春宵一刻シュンショウイッコク 値千金
花に清香セイコウ有り 月に陰有り
歌管楼台カカンロウダイ 声細細コエセキセキ
鞦韆院落シュウセンインラク 夜沈沈ヨルチンチン
春の夜の趣には千金の値打ちがある。
花は清らかな香りを放ち、月はおぼろに霞んでいる。
夜になるとそれまで高殿で歌や音楽に興じていた人々の声も静まっていき、
中庭のブランコに戯れる人もなく垂れて、夜はしんしんとふけていく。
今日は旧暦3月28日ですので、朝がたしか月を見ることができません。しかし、ここ数日の陽気から、蘇武の『春夜』を思うのは私一人ではないと思います。しばらくは春の宵を楽しみたいと思います。(裕)
春夜 蘇軾ソブ
春宵一刻シュンショウイッコク 値千金
花に清香セイコウ有り 月に陰有り
歌管楼台カカンロウダイ 声細細コエセキセキ
鞦韆院落シュウセンインラク 夜沈沈ヨルチンチン
春の夜の趣には千金の値打ちがある。
花は清らかな香りを放ち、月はおぼろに霞んでいる。
夜になるとそれまで高殿で歌や音楽に興じていた人々の声も静まっていき、
中庭のブランコに戯れる人もなく垂れて、夜はしんしんとふけていく。
今日は旧暦3月28日ですので、朝がたしか月を見ることができません。しかし、ここ数日の陽気から、蘇武の『春夜』を思うのは私一人ではないと思います。しばらくは春の宵を楽しみたいと思います。(裕)
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