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毎月、高槻市で素読の会を開いています。「素読とは」「素読について」「家庭での素読に仕方」など「素読」に関心をお持ちの方必見の記事も多数アップしています。
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素読プリントより その9
江雪    柳 宗元リュウソウゲン
千山 鳥飛ぶこと絶え
万径 人蹤ジンショウ滅す
孤舟 蓑笠
サリュウの翁オキナ
独り釣る 寒江の雪

意味・・・重なり合った山々に雪が積もり、飛ぶ鳥もいなくなった

たくさんの小道も雪で閉ざされ、人の足跡も無い
そんな大自然の中に蓑笠ミノカサをつけた翁が船を出して
一人釣りをしている

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素読プリントより  その8 
孔子(こうし)(論語)
()(のたまわ)
志士(しし)仁人(じんじん)は、(せい)(もと)めて(もっ)(じん)(がい)すること()し、
()(ころ)して(もっ)(じん)()すこと()

意味(いみ)・・・ 先生(せんせい)がおっしゃった。「(ひと)(みち)(こころざ)(ひと)(ひと)(みち)()きている(ひと)は、(いのち)ほしさに(じん)(そこ)なうようなことはしない。(とき)には(いのち)()てて(じん)()()げる」

・・・教科書を初め、今の論語の読み下し文で、「子曰く」を「し いわく」と読ませていますが、昔は、孔子の言葉の場合には「し のたまわく」と読んでいました。 孔子の弟子の場合は「有子いわく」「子貢いわく」など「いわく」と読み、区別していたのです。原文では、同じ「曰」の字を使っているのに、読み下す時には、孔子と弟子に対する言葉は厳然と区別するのが日本人の感覚だと思うのです。
志士(しし)仁人」(じんじん)は孔子の考える理想の人間像ですが、東日本大震災では多くの人が、他の人を救うため命を落とされています。
論語の言葉を知らない人たちであっても、「志士仁人」の生き方を伝えてきたのが日本人であり、それは、孔子を敬って最高の敬語を使う、日本人独特の論語の読み方と通じるところがあると思うのです。(裕)

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 素読プリントより~その4
ノタマワ                          
マナびて時に之コレナラう。    
マタヨロコばしからずや。    
論語の冒頭の一句です。素読の基本中の基本の言葉です。
の正字は 學。この字の上の部分は手と手が結ばれている形。真中は家。下は子供です。家の中で、お父さんや母さんから、手に手をとって教えてもらったことを学ぶということを表しています。
の字は上は羽根。下は白い、あるいは百を表します。白っぽいヒナが何度も何度も羽根をばたつかせて飛ぶ練習をしていることを表しています。鳥と生まれて大空を飛びまわれずに、一生を巣で過ごさなければいけないとしたら悲劇ですね。人間として大切なことを親から学んだら、身に着くまで練習する。だから、学習はつらいことではなく、喜ばしいことだということですね。(裕)


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