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毎月、高槻市で素読の会を開いています。「素読とは」「素読について」「家庭での素読に仕方」など「素読」に関心をお持ちの方必見の記事も多数アップしています。
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素読プリントより  その8 
孔子(こうし)(論語)
()(のたまわ)
志士(しし)仁人(じんじん)は、(せい)(もと)めて(もっ)(じん)(がい)すること()し、
()(ころ)して(もっ)(じん)()すこと()

意味(いみ)・・・ 先生(せんせい)がおっしゃった。「(ひと)(みち)(こころざ)(ひと)(ひと)(みち)()きている(ひと)は、(いのち)ほしさに(じん)(そこ)なうようなことはしない。(とき)には(いのち)()てて(じん)()()げる」

・・・教科書を初め、今の論語の読み下し文で、「子曰く」を「し いわく」と読ませていますが、昔は、孔子の言葉の場合には「し のたまわく」と読んでいました。 孔子の弟子の場合は「有子いわく」「子貢いわく」など「いわく」と読み、区別していたのです。原文では、同じ「曰」の字を使っているのに、読み下す時には、孔子と弟子に対する言葉は厳然と区別するのが日本人の感覚だと思うのです。
志士(しし)仁人」(じんじん)は孔子の考える理想の人間像ですが、東日本大震災では多くの人が、他の人を救うため命を落とされています。
論語の言葉を知らない人たちであっても、「志士仁人」の生き方を伝えてきたのが日本人であり、それは、孔子を敬って最高の敬語を使う、日本人独特の論語の読み方と通じるところがあると思うのです。(裕)

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 今日は立春です。厳しい寒さが続きましたが、よい天気で久しぶりに日差しが暖かく感じられました。西大冠コミュニティセンターの周りに、2月の素読の集いのチラシを配ったのですが、少し汗ばむほどでした。風があったので、寒さ対策に厚着をしていたためかも知らないとも思いました。しかし、配っている途中、一輪だけですが梅の花が咲いているのを見つけました。ここ数日の厳しい寒さの中にも、春の準備をしていたことを感じます。また、寒さが戻ってくるでしょうが、
梅一輪 一輪ほどの 暖かさ(服部嵐雪ハットリランセツ
の俳句のとおりですね。(裕)

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   今日は節分です。節分の豆まきでは、一般的に「福は内、鬼は外」というのが普通ですが、 東京の亀戸天神では、「鬼は外」だけを、千葉の成田山新勝寺では「福は内」だけを連呼しています。
また、「福は内、鬼は内」と言うところもいくつかあるようです。
 
  • 東京雑司ヶ谷の鬼子母神。
  • 奈良県吉野山の蔵王堂。こちらでは、「福は内、鬼も内」というそうです。
  • 山形県山辺町大寺地区「鬼の目」。「福は内、鬼は内、鬼はござんしょう(よくいらっしゃった)」と言うそうです。
  • 山形県天童市の若松寺。全国の鬼を呼び集めて供養する修正会(しゅしょうえ)がおこなわれます。

 山形県にはまだほかにもあるようです。それぞれ由来があるようですが、鬼は悪鬼としてだけでなく、地方によっては、幸せをもたらす鬼の存在も考えられているようです。
 また、悪鬼を外へ追い出すだけなら、外は悪鬼だらけになってしまう。蔵王堂のように仏の力で、会心させようとの意味もあるようです。
 一般的な「鬼は外」も自分の心の中の迷いを追い出すと考えられますね。
 今年は、「福は内、鬼も内」でやることにしました。それにしても、62個も豆を食べなくてはなりません。(裕)

 


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 大阪まほろばの会では夏休み、日本の歴史や文化、自然を学んだり体験したりする合宿も行っています。
 平成の松下村塾を目指して取り組まれてきたこの合宿も、今年で25年目を迎えることとなりました。
 今年の合宿は、20年に一度の式年遷宮を迎える伊勢神宮を学びに、日本のふるさと・伊勢で開催することとなりました。 
 本日はテーマが決まりました。

第25回 近畿まほろば小学生合宿
「伊勢の地で心のふるさとにふれよう

~式年遷宮に込められた願い~」   

日時:平成24年8月3日(金)5日(日) 
 

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素読プリント(素読の集いで使用している教材)より.その5
  目で聴きなさい    ダラス・B・デニス
驚(おどろ)いたことに命があちこちにある
川が流れ 虫が這(は)い 
花が伸び 雪が降る
どれも大声を上げないで
そう目で聴きなさい 
すると心に聞こえてきます

・小学校の教員時代に、どの学年を持っても教えていた詩です。デニスさんはアメリカの聾(ろう)学校の先生でした。耳の聞こえない子供たちから「『聞こえる』ってどんな感じなの?」と聞かれて(もちろん手話で)、悩んだ末に作った詩が『目で聞きなさい』という詩です。耳の聞こえる子供たちにも大切な言葉だと思います。(裕)

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