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毎月、高槻市で素読の会を開いています。「素読とは」「素読について」「家庭での素読に仕方」など「素読」に関心をお持ちの方必見の記事も多数アップしています。
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 暖かい日は一日しか持たず、昨日から最低気温は氷点下となり、今日は、朝早くに僅かばかりとはいえ雪が降りました。
 『春の雪』と言えば、私自身は戦後生まれながら『2・26事件』を思い浮かべます。歴史的な評価は置きますが、昭和天皇と鈴木貫太郎について語っておきたいと思います。
 戦後、昭和天皇は自らの治世を振り返り、立憲君主の枠組みを超えて行動せざるを得なかった例外として、2・26事件と終戦時の御前会議の二つを挙げておられます。その二つともに深く関わりのあったのが鈴木貫太郎であったのです。2・26事件では陛下を輔弼すべき首相、侍従長、内大臣の全てが襲撃されていて、天皇御自ら善後策を講じなけらばならないお立場であらせられたのです。鈴木は陛下を輔弼すべき侍従長でしたが、襲撃され瀕死の重体となりました。しかしながら、襲撃した安藤大尉が、鈴木の妻たかの懇願により止めを刺さず、敬礼をして立ち去ったため一命を取り止めたのです。その鈴木が終戦時には、御前会議において意見が対立し、結論が出せない膠着状態の中で、首相として御聖断を仰ぎ、陛下のポツダム宣言受諾の御意思を得て終戦へと導いたのでした。全く運命の不思議と感じざるを得ません。(裕)
 

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素読プリントよりその12
 孟子(もうし) 
(てん)(まさ)(たい)(にん)をこの(ひと)(くだ)さんとするや
(かなら)ずまずその(しん)()(くる)しむ
 意味・・・(てん)(おお)きな仕事(しごと)(ひと)(あた)えるときには、その(まえ)(かなら)ずその(ひと)(こころ)(くる)しめ、(こころざし)(くじ)くようなことが()こるものである。

・・・今日は、午前中整理しきれていんかった本の整理をしました。家の建て替えの時に預かってもらっていたのですが忘れかけていました。ほこりを払いながら懐かしい本を手にとっていると整理ははかどりませんが、つい中を見たくなってしまう本もあります。その1冊が西郷南州顕彰館のパンフレットです。沖永良部島での生活には『座敷牢での苦しい生活の中での読書と詩作が西郷の偉大なる人格を作り上げる要諦となり・・・』とあります。孟子の言葉を地で行くようです。座敷牢で塾を開き、島の子供に読み書きを教えたことなど、松陰先生の野山獄の生活に通じるものがあることも感じました。(裕)

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 今年の雨水は2月19日でした。 降る雪が雨に変わり、積もった雪や氷が解けて 水となるので雨水というとのことですが、2月19日は福岡や大分は氷点下となり、雪が積もったということです。雨水には、日から啓蟄ケイチツまでの約15日間をさすこともありますので、こちらの雨水は、今真っただ中ということになります。今日は、午前中小雨が続きましたが、午後には雨も上がり、気温が高くなりました。本の整理をしようと買ってきたカラーボックスを4個分組み立てると汗でシャツがびっしょりとなるほどでした。そこで一句
被災地に春を届けよ雨の水(裕)

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 今日は、地元の府立高校の卒業式に参加する機会を得ました。卒業生の中に、小学校で担任した子が数人いましたが、高校の卒業式なのであいさつするのがやっとだったのが心残りです。国歌斉唱は教員時代のように体育館が響くように大きな声で歌いました。久しぶりなので気持ちがよかったです。久しぶりと言えば、閉式後ではありますが、『蛍の光』を斉唱し、その後ブラスバンド部の演奏で卒業生を送ったことでした。私にとっては、自分の中学校の卒業式以来のことです。教員になってからは、一度もありませんでした。『仰げば尊し』を歌えたら最高の卒業式になるのになぁと感じました。来年は高校の校長先生にお願いしようと思っているところです。(裕)

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 最近、盆梅展に立ちより梅の花が日一日と増えていくのを楽しみにしています。梅の花を楽しむのは初めてのことです。花見と言えば満開の桜を思い浮かべます。ほとんどの学校には桜の花があり、入学式や始業式を鮮やかに彩ります。教員時代、図工や生活科の最初の時間は、よく桜の絵を描かせました。そうしないと次の図工の時間には散ってしまっているからです。梅の花が楽しみとなったのは学校を退職したことも関係しているかも知れません。
 今日、『美の壺』という番組で梅の花を取り上げていました。満開の桜とともに、多くの日本人が愛したのは百花に先駆けて咲き、寒さに耐え忍ぶ梅であること教わり、そして梅の楽しみ方を学ぶことができました。桜は一時期に満開となるが、梅は一カ月以上をかけて一輪また一輪と咲いていく。夏に蓄えた養分をちらほらと咲き始めのころの花がたくさん使うので、一カ月後の満開のころの花より、花弁も雄しべも力強いということで、画像で見比べるとはっきりと違いがわかります。雪や寒さに耐えるというイメージだけでなく、一輪咲きの梅は実際に美しく、力強い花だったんですね。(裕)

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