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毎月、高槻市で素読の会を開いています。「素読とは」「素読について」「家庭での素読に仕方」など「素読」に関心をお持ちの方必見の記事も多数アップしています。
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 いじめによる大津市の中学生の自殺報道以降、いじめ問題がマスコミをにぎわしています。親御さんの心を思うといたたまれません。
 いじめはいつの時代にもあったし、無くならないということを聞くこともありますが、私自身は小学生、中学生でいじめを見聞きしたこともなく過ごしました。希有な例なのでしょうか?幸せな子供時代であったと思います。
 教員時代には、受け持ちのクラスでも何度かいじめ問題を経験しました。きちんと対応できたかと問われれば自信がありません。暗中模索の中で七転八倒していたに過ぎなかったと思います。その中で分かったことは、いじめの中心になる子は必ず不幸せな子であるということです。引きずられていじめに加わる子の中には幸せな子がいるかもしれないが拒否しきれない弱さがあるわけです。
 全ての子が幸福に育てられればいじめは根絶できると思います。そのためには、全ての大人が子供の幸せのために尽くす必要がありますがほとんど不可能なことだと思われます。
 現実的には、薩摩の『郷中教育』や会津の『什』教育にみられる『掟』の存在が有効ではないかと思うのです。鹿児島は30ほどの郷中に分かれ、年長者が年少者を指導していました。その教育システムも素晴らしいものですが長くなりますので話を『掟』に限ります。それぞれの郷中にそれぞれの『掟』があるわけですが、共通している点を3点にまとめると「くじけるな、嘘をつくな、弱いものをいじめるな。」です。この掟を破ると厳しい罰が与えられたといいます。何よりも、男としてまた武士の子として認められないことに耐えられなかったいうことです。
 こうした最低の規範さえも捨て去ってしまった戦後の風潮がいじめの陰湿化をもたらしたのではないでしょうか?24.7.13’(裕)

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